マウスピース型口腔洗浄器「オーラバブル」とは

多くの病気の発症の引き金となる可能性を秘めた
私たちが注目した口腔衛生という問題。

実はお口の中の細菌数は「1,000億個以上」
その多くは外敵の侵入や増殖を防ぐ役割を担っていますが、中には「ミュータント菌」などの虫歯の原因菌なども含まれており、酸を出すことで虫歯を悪化させるほか、放置しておくと歯垢・デンタルプラークを形成します。
その中には歯周病の原因菌でもあるジンジバリス菌なども含まれており、その増殖により炎症を起こし、菌が出す毒の影響で痛みを感じづらくなり、歯周病は悪化の一途をたどるとされています。
これらの毒素は血管から体内へと広がることで、糖尿病・虚血性疾患・リウマチなど様々な病気を引き起こすリスクが高まってしまいます。

くわえるだけで口腔内全体を洗浄する
マウスピース型口腔洗浄器「オーラバブル」とは?

水中に存在する非常に微細な気泡であるファインバブルに着眼。
ファインバブルが口腔内の微細なすき間に入り込み、泡がつぶれるときに発生するエネルギー(微小な衝撃波)で、内部から汚れを浮かせ汚れを除去する「オーラバブル」は、マウスピースをくわえるだけでファインバブルが口腔内全体に行き渡り、効果的に洗浄する画期的な機能と効果を実現。
水資源の有効活用することで、環境負荷の低減(洗剤・薬品の使用料を削減できる)し、人体へのやさしさを可能にした「オーラルケア」に特化した製品です。
ベンチュリ効果でファインバブルを発生させ、マウスピースをくわえるだけで口腔内全体を洗浄し、サイフォンの原理を利用して安全に洗浄水を排出する機構を持っています。
流速1.5L/minで1分間使用後、口腔内を撮影し、画像解析を行ったところ、ほとんど歯垢の除去が確認されました。
マウスピースは簡単に脱着でき、ひとりひとり付け替えて清潔に使用できます。

人間工学に基づいた、持ちやすく、くわえやすい形状
グッドデザイン賞受賞の機能的デザイン

高齢者や要介護者でも簡単に使える設計で、握りやすさや持ちやすさに配慮した形状。
グリップについては8種類の試作について握り込みやすさに関する主観評価や把持圧計測で位置を選ばず持ちやすく、握り込みやすい形状を分析。
さらに、3種類の実働モデルを65歳以上の20名に実際に口腔内洗浄を試していただいた上で主観評価を行い、形状を決定しました。
歯を磨くのが苦手な要介護者や高齢者も自ら使用する場合でも、誤嚥や呼吸困難などのリスクを回避する安全設計。
マウスピースについても、硬さ、装着感に加え、誤嚥や呼吸困難などの有害事象について、医師の指導のもとでユーザー評価を行い、形状を決定しました。

介護者のスキルにかかわらず質の高いサービスの提供が可能に。
口腔衛生の管理が基本サービスとなり加算できることも。

誰がしても同等の効果が得られるため、施設としてのサービスの質を担保でき、条件さえ整えば口腔ケアに関する基本サービスの加算が期待できます。

口腔ケアに関する加算について >>

ご自宅から介護施設まで
電気・工事不要で簡単設置

高度な給排水システムによる安全設計で、介護者の負担も軽減。
浴室での使用を想定し、給水ホースを水栓に分岐して繋げ、本体はシャワーフックに掛けられます。
電気を使用せず、工事不要で施設にも賃貸住宅にも簡単に設置可能です。

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